2023年の現地時間3月12日(日本時間では3月13日の今日!)、米ロサンゼルスで第95回アカデミー賞授賞式が開催され、トム・クルーズ主演映画 「トップガン マーヴェリック」(劇場公開中)が音響賞を受賞!
今回は、この映画のシンボル的存在で、2022年秋冬ファッションのメガトレンドにもなった「MA-1」を特集!
MA-1の歴史から春夏のデートファッションに使えるかまでを徹底紹介するよ!
次のデートコーデは、ぜひこの記事を参考にしてみて。

ファッションライター目線で「トップガン マーヴェリック」に登場したMA-1について掘り下げるよ!
「MA-1をおしゃれに着こなしたい」などお悩みもバッチリ解決。
映画「トップガン マーヴェリック」の見どころ・キャスト

「トップガン マーヴェリック」は、1986年公開のトム・クルーズ主演映画 「トップガン」の36年ぶりの続編。
第95回アカデミー賞で、作品賞をはじめ脚色賞、編集賞、歌曲賞、音響賞、視覚効果賞の合計6部門にノミネートされ、音響賞を受賞した超話題作で、このノミネートを受けて、現在は全国の映画館で拡大上映中だ

日本国内興行収入も136.5億円を突破!
トム・クルーズの日本歴代興収最高記録作「ラストサムライ」の興行収入137億円超えが、射程圏内に入っている超・胸アツ作品なんだ!
この作品は超精鋭のエリート・パイロット訓練所、通称「トップガン」の訓練生の青春を描いた作品。映画としての主な見どころは以下の通り!
・40代以上歓喜!前作の流れを組んだ映像演出
・かつての相棒の息子登場!? 人間ドラマも見応えあり
・CG合成なしの飛行シーン・体を張った大迫力のスカイアクション満載
そんな満載な中でも要チェックなのが、36年前と変わらぬトム・クルーズ演じる伝説のパイロット、マーヴェリックのフライトジャケット姿!
有名ミリタリーブランドAVIREXのフライトジャケットを羽織って愛機のカワサキGPZ900Rを砂埃の中走らせるシーンは、まさにThe・ハリウッド映画!
ここからは、そんな作品のキーポイント「MA-1」の歴史と、MA-1が2023年春夏の着こなしにも使えるかを徹底特集!
MA-1がブームになったのは80年代!発祥はフライトジャケット

ミリタリーファッションの代名詞的な存在MA-1について学ぼう。
MA-1の特徴・防寒性
「MA-1」の正式名称は、「ジャケット・フライヤーズ・男性用インターメディエートタイプMA-1」。
軽くて暖かく耐久性があるMA-1。袖口や裾にリブが施されているため、風が入り込まないところも魅力だ!
1940年代後半にアメリカ空軍のパイロットが着るフライトジャケットとして開発され、そこからミリタリージャケットの代表格として市民権を得たアイテムだ。
MA-1誕生以前
MA-1が誕生する以前、空軍パイロットのフライトファッションはレザージャケットが主流だった。しかしその後、軍用機の主流がプロペラ機からジェット機に移行したタイミングで、より耐水性があり軽量でかさばらないナイロン素材のジャケット開発が盛んになった。
B-15フライトジャケットが“元祖MA-1”
元祖MA-1となったのは「B-15フライトジャケット」。
フォルムは、ほぼ現代のMA-1と近い形状で襟元に毛足の長いムートンファーが取り付けられていた。
しかし、ファーの襟がパラシュート装備の邪魔になると、のちにニット襟にブラッシュアップされた。
1960年以降は裏地にレスキューカラーのオレンジ色の生地が採用されるなど、複数回のマイナーチェンジをしながらファッションアイテムとして確立。
「トップガン」の第1作がMA-1ブームのきっかけに
そしてMA-1人気が一気に高まったのは1986年!映画「トップガン」の第1作が公開された年だ。
当時は、トム・クルーズ演じるマーヴェリックが着たフライトジャケットに注目が集まり、空前のMA-1ブームが到来。
ショップに問い合わせ注文が殺到し、工場から商品を取り寄せても、店頭に商品が一点も並ぶことなく予約分で完売してしまう状態だったとか。
社会現象とも言えるブームを経て、MA-1は一気に人気アウターの仲間入り。
ミリタリーファッション=MA-1のイメージを確立させたのはトップガンだったのだ。

ちなみに、旧作と「トップガン マーヴェリック」の比較・レビュー記事でよく話題になるのがフライトジャケットのワッペン。
ワッペンやパッチにはそれぞれ所属する部隊や階級など意味があり、袖にアメリカ国旗のワッペンもついてるよ!
映画を観返すなら、MA-1のディテールにも注目だ。
そんな歴史的作品「トップガン」旧作と、最新作「トップガン マーヴェリック」を両方とも観返すならアマプラがおすすめ!
初月はタダで映画が観放題だから、1度は全編ストーリーを追いつつ、2度目は2作品の気になるシーンだけ飛ばし観。期限内に解約すれば、違約金などもかからないからお得だ!
気に入ったら何度も観返せて、トップガン以外の映画も好きなだけ観られるのもVODならでは!
映画「トップガン」豆知識1:劇中登場したのは、実はMA-1じゃなかった!?
ここまで書いた通り、MA-1ブームのきっかけを作ったのは、映画「トップガン」だが、実は劇中にMA-1は出てこない(!)
実際の劇中でトム・クルーズが着用しているのはG-1というレザーのフライトジャケット。
アメリカ海軍航空隊のフライトジャケットで、ナイロン製の軽量なMA-1に対して、山羊革(ゴートスキン)とムートン襟を使用し、防寒性に重点を置いたジャケットだ。

革製のG-1に対して、価格がお手頃だったことからMA-1の方が人気が出たみたい。このMA-1ブームがのちのアメカジブームに繋がるんだ。
映画「トップガン」豆知識2「トム・クルーズ着用のフライトジャケット」はAVIREX(アヴィレックス)のG-1だった
前述の通り、映画「トップガン」の劇中でトムが着用したのはG-1というレザーのフライトジャケット。ブランドはAVIREX(アヴィレックス)というアメリカを代表する老舗ミリタリーブランドのもの。
そして嬉しいことに、トップガンで一躍有名になったこのG-1を、当時と同じデザインを出来る限り守りながら現代風に改良し製造され続けているシリーズがあり、なんとAmazonで即購入することが可能だ!
シリーズ名はその名も”Movie Heroes”シリーズ。ゴートスキンのG-1フライトジャケットをベースにおなじみのワッペンなども再現された正真正銘、正規品かつ本物のトップガンフライトジャケット。ネット経由で気軽に購入できるので、ぜひチェックしてみよう!
MA-1で人気!ミリタリー・フライトジャケットのおすすめブランド
ここからはMA-1が有名なミリタリーブランドを紹介!
特に、映画「トップガン」シリーズの衣装監修も務めたAVIREXや、1959年設立のミリタリーブランドで、米軍へのフライトジャケットの供給企業としても知られるALPHA INDUSTRIESは、映画ファンとしては知っておきたい。本格派なMA-1が一枚あればミリタリーやアメカジスタイルにも着回しできる上、気分はまさにマーヴェリック!
ALPHA INDUSTRIES(アルファ インダストリーズ) ー1959年設立の超老舗ブランド
KING OF MILITARYとも称されるアルファ インダストリーズのMA-1。
1958~1959年頃、前身の会社が米国防省から軍用ジャケットの見直しを依頼され、以降アルファ社のMA-1が多くのパイロットたちから支持を獲得。
今や、アメリカを代表するミリタリージャケットの王道ブランドとなっている。
アメリカンなゆったりしたサイズ設定で着やすさ抜群!
クラシカルなレスキューオレンジの裏地も魅力だ!
AVIREX(アヴィレックス)ー「トップガン」で衣装監修も!コラボアイテムも話題に
映画「トップガン」の衣装監修により、日本でも一躍有名となったアメリカの老舗フライトジャケットブランドで、1987年には米国空軍より依頼を受け、米国空軍生誕40周年、1997年には50周年を記念したA-2ジャケットを限定納入した名門だ。
特に人気なのが、「MA-1 VINTAGE(MA-1 ヴィンテージ)」。当時の仕様を忠実に再現したMA-1シリーズで、クラシカルで硬派なデザインが、人気を集めている。
HOUSTON(ヒューストン)ー初の日本製フライトジャケットを製作したこだわり派
1972年創業。日本で初めてオリジナルのフライトジャケットを製作したブランドとして有名だ。
HOUSTONのMA-1の魅力は、細部に至るまで忠実にディテールを再現し、日本製で縫製がしっかりとしているのがポイント!日本人の体型に合わせた作りで、野暮ったくならずに着こなせる。
Q &A:MA-1のカラーやサイズ感の選び方、着こなしについて
Q.1 冬のイメージが強いMA-1。春夏着るならどのカラーがおすすめ?
MA-1の定番カラーといえばカーキ、着回しのしやすさで人気なのは黒。そして、昨年のMA-1ブームで注目されたのがホワイトだ。それぞれの特徴や着こなしのポイントは以下の通り。
★カーキ
・ミリタリー感を出すなら定番はカーキ
・コテコテになりがちなので、ワッペンが少なくシンプルデザインを選ぶなど、大人っぽさを意識
★ブラック
・カーキよりクールで都会的な雰囲気が魅力
・重厚感があり、インナーに明るい色や差し色を持ってくるとバランスが取れてGOOD♪
★ホワイト
・最新トレンドで、春夏のコーディネートにも取り入れやすい!
・モダンな印象なので、全身モノトーンや白のワントーンコーデに振り切るのもあり!
Q.おしゃれなMA-1の選び方と着こなし方は?
元祖軍服で、防寒性も兼ね備えるため、着膨れして見えがちなので、今っぽく着るなら肩や袖はスッキリめが吉!
近年「オーバーサイズ」アウターがトレンドだが、男性のMA-1コーデはジャストサイズが鉄板!
「オーバーサイズを肩落としで着る」のも、華奢な女子ならおしゃれに見えるが、メンズがやるとだらしなさとダサさが強調されるのでおすすめできない。
おすすめは、ジャストサイズのMA-1を選んで、インナーを細身の長め丈にすること。また、MA-1+パーカーの組み合わせも子供っぽく見えがちなのでNG!
MA-1の丈感・サイズ感選び方まとめ
・着膨れ厳禁!肩、袖がスッキリしたデザインを選ぼう
・サイズはジャストサイズ推奨!オーバーサイズやロング丈は難易度高すぎ!?
・インナーは細身の長め丈が◯ パーカーは子供っぽく見えがちなので避ける
「トップガン」好きにおすすめ!ミリタリーアンドファッションアイテム
トム・クルーズのフライトジャケット姿があまりに有名な「トップガン」だが、実はそれ以外にも様々なファッションアイテムが作中に登場!ミリタリーブームにも一役買った本作にゆかりのあるファッションアイテムを紹介したい。
1.AVIREX MA-1
「トップガン」の衣装監修で、日本のファッション界に「ミリタリー」というジャンルを生み出した草分け的存在のブランドがAVIREXだ。
中でも、有名なのが通称「トムキャット」。これは、米国グラマン社が開発した艦上戦闘機であるF-14がもとで、その可変翼の動きが猫の耳に似ていることから名前がついたそう。
映画「トップガン」でトム・クルーズが操縦し、彼のフライトジャケットに刺繍された猫のパッチが印象的なこともあり、ムキャットの名は一躍有名に!
ちなみに、この通称の由来は、開発を支持したトム・コノリー海軍中将の名をとって、「トムの猫(Tom’s Cat)」から派生したと言われている。
2.Alpha Industries MA-1
「ミリタリーアウターといえばALPHA INDUSTRIES(アルファ インダストリーズ)」というイメージの人も多いのではないだろうか?
実際、アメリカ軍も御用達のブランドで、かっこいいフライトジャケットといえばな鉄板ブランドだ。特に、1950 年代中期に採用されたインターミディエイトゾーン(-10℃~10℃)向けの飛行服MA-1はファッションフリークにとっては定番中の定番。
表面の、一切の無駄を排したシンプルなデザインと、裏地のビビッドなオレンジが印象的な1枚。
ちなみに、これは戦闘機から脱出したパイロットがオレンジ色を表にして着用することで、 レスキュー部隊に発見されやすいようにと開発されたことが起源だそう。実用性を考慮したこの裏地は「レスキューオレンジ」とも呼ばれている。
3.Ray-Ban® Aviator(アビエーター)
アメリカ空軍のために開発されたという開発ストーリーを持つRay-Ban(レイバン)の「Aviator(アビエーター)」。誕生以来、各時代のスタイルアイコンたちに支持され続けてきたが、その筆頭が、映画『トップガン』のトム・クルーズだ。
涙のしずくのような形「ティアドロップ」型のレンズと、タフな印象の「ツーブリッジ(レンズをつなぐ2本のブリッジ)」は、男性的な存在感があり老若男女問わず人気を集めている。
4.ミリタリーワッペン
ミリタリージャケットといえば、欠かせないのがワッペンだ。古くは第一次大戦の時代から、そして今日でもアメリカ陸軍、海軍、空軍、海兵隊を含む、世界中の軍隊で、軍人たちが所属を示す部隊章や階級など、軍服を彩るワッペンで装飾されたジャケットを着用している。
新旧はもちろん、レプリカから実際の軍隊使用のものまで。そして、価格帯も数百円のものからプレミア価格のものまで、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングで検索すると、様々なミリタリーワッペンを検索し購入することができる。
まとめー|『トップガン マーヴェリック』はファッション好きも楽しめる、最高のエンターテインメント作品!
1作目の『トップガン』。そして時を経て2022年の『トップガン マーヴェリック』公開を経て、またMA-1やミリタリーアイテムに注目が集まっている。
1986年の公開から、2026年ついに40周年を迎えた『トップガン』。これからも愛される名作の世界観や時代背景を味わいに、または、劇中のマーヴェリックのミリタリーな着こなしを参考に、秋冬のファッションに、MA-1やG-1を、あなたのワードローブの1着として取り入れてみてはいかがだろうか?




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