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「シン・仮面ライダー」-特撮映画は映画デート向きか?【ヒット映画検証/一部ネタバレあり】

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付き合いたての異性とでも楽しめるのが魅力の映画デート。このシリーズでは、最新のヒット映画を、映画館デートにふさわしい作品かという視点で徹底検証。女性目線で辛口ジャッジしていく!

今回紹介するのは、庵野秀明脚本・監督で2023年3月18日に劇場公開され大ヒット中の「シン・仮面ライダー」!「特撮映画って女性ウケする?」「映画デートで観てもOK?」そんな疑問が解消できるよ。
ちなみに、映画レビューなど過去記事をチェックしたい人はこちらをCheck!
※ストーリーのあらすじ・設定は一部ネタバレあり

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映画「シン・仮面ライダー」のポイント

●監督・脚本は庵野秀明。シン・エヴァなど「シン・」シリーズの第4作目
ショッカーがやたら豪華!シン・ゴジラ、シンウルトラマンのあの俳優陣も出演!
●祝・仮面ライダー生誕50周年!原作へのリスペクト、1号&2号の共闘がアツい!

あさみ
あさみ

映画好きライターのあさみだよ。
この記事では、特撮映画の「シン・仮面ライダー」が女性ウケするか?グロ系や残虐シーンの有無や映画デートにふさわしいかを徹底解説していくよ!

映画「シン・仮面ライダー」のあらすじ・キャスト

話題の特撮映画「シン・仮面ライダー」が2023年3月18日から公開中だ。

「シン・仮面ライダー」は、1971年放送開始の特撮テレビドラマ「仮面ライダー」を、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ゴジラ」の庵野秀明が監督・脚本を手がけて新たに映画化した作品。

18日から公開3日間の興行収入は約5億4200万円観客動員数は約34万5000人を記録し、公開前には伏せられていたショッカー構成員の出演者が明らかになり、追告やドキュメンタリー番組放送などもあって、現在も動員数を伸ばしている。

あらすじは、“人類を幸福に導く”と謳う組織「SHOCKER」によって改造人間にされてしまった本郷猛緑川弘博士とその娘、緑川ルリ子と共に組織を裏切り逃亡するが、その追手を“プラーナ”によって得た力で殺してしまう。本郷は自分自身に苦悩するが、緑川博士が殺され、娘のルリ子を託されたことで、仮面ライダー」を名乗りルリ子と共にSHOCKERと戦うことを決意する!というもの。
キャストは、主人公・本郷猛・仮面ライダー1号本郷役には池松壮亮、緑川ルリ子には浜辺美波。そして一文字隼人/仮面ライダー第2号には柄本佑、敵対するSHOCKER陣営は、西野七瀬や松尾スズキ、森山未來など、話題の女優や実力派俳優が脇を固める。

あさみ
あさみ

「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」との違いとしては、劇中、本郷やSHOCKER陣営もまるで人間のように血を流すシーンが登場する点。「元は人間が改造人間にされてしまった」ことを印象付けるシーンで、グロ要素は少なめだが、血の描写が苦手な女性と観る場合は要注意

監督・脚本は庵野秀明。シン・エヴァなど「シン・」シリーズの第4作目!

「シン・仮面ライダー」は、石ノ森章太郎原作「仮面ライダー」の50周年プロジェクト
1971年放送開始の特撮テレビドラマ「仮面ライダー」を、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などで知られる庵野秀明が監督・脚本を手がけて新たに映画化した作品。

シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」の4作品がコラボしたプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の4作目としても話題だ。

「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」は東宝カラー円谷プロ東映の4社が立ち上げたプロジェクトで、庵野氏が脚本・総監督を勤めた「シン・ゴジラ」(2016年)2021年公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(企画・原作・脚本・総監督)2022年公開の「シン・ウルトラマン」(企画・脚本)を経て、満を辞しての公開された。制作工程に関しては、2021年から全国を巡回している「庵野秀明展」でも、制作資料やミニチュアが展示されており、公開前から特撮ファンや庵野監督作品のファンの間で大いに盛り上がっていた。

もちろん「シン・仮面ライダー」では、シン・ゴジラやシン・エヴァからの庵野節も健在。俳優陣の畳み掛けるような膨大な情報量の長ゼリフ、シン・エヴァなどと同様、複数のiPhoneを活用したユニークな撮影方法・独特のカメラアングルなど共通点も多い。

「シン・」シリーズの4作での庵野監督の立場や関わり具合は違うのに、4作品を順番に観ていくとさまざまな共通点があるのも庵野作品ならではだ。

あさみ
あさみ

「シン・」シリーズの複数作品に同じ役名で出演しているキャストの存在、ラストシーンには「4作品の総括的な意味合いもあるのかな?」「まるでシリーズものの最終回みたい」と感じさせるセリフやシーンも。。。観にいくなら、「シン・ゴジラ」など過去の庵野作品をおうちデートで予習しておくのがおすすめ‼︎

「シン・仮面ライダー」のラストシーンでは、セリフやエンドロールに、「4作品の総括的な意味合いもあるのかな?」「まるでシリーズものの最終回みたい」などと感じさせるセリフや仕掛けも。。。
「シン・仮面ライダー」を鑑賞した後に、あえて残り3作の「シン・」シリーズを観返すのもおすすめだ。

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SHOCKER陣営がやたら豪華!「シン・ゴジラ」「シンウルトラマン」のあの俳優陣も出演!

「仮面ライダー」の魅力といえば、やはり仮面ランダーと「SHOCKER」によるスーツアクト特に、劇場公開前からある程度情報が明らかになっていた仮面ライダーに対して、SHOCKER陣営に関してはキャストなどの多くの情報が謎に包まれていた

劇場公開によって明らかになったSHOCKERの主なキャラクター&キャストは以下の通り

映画「シン・仮面ライダー」 SHOCKERのキャスト

★SHOCKERの創設者(松尾スズキ)- 日本の大富豪。世界最高の人工知能アイとケイを生み出し、その後自殺する
★ケイ(声:松坂桃李) – 外世界観察用の人工知能。本郷やルリ子の動向などを観察し外の情報をアイに伝える役割
★クモオーグ(声:大森南朋 – 逃亡した緑川博士を殺害。本郷とルリ子が初めて倒したオーグ
★コウモリオーグ(手塚とおる) SHOCKERの生化学主幹研究者
★サソリオーグ(長澤まさみ) 猛毒性化学兵器を使用する。ハイテンションで殺戮を繰り返すが、政府の男と情報機関の男に駆除される
★ハチオーグ / ヒロミ(西野七瀬) 街の人を操り、奴隷制度による世界システムの再構築を目指す。ルリ子の友だちに近い存在
★カマキリ・カメレオン(K.K)オーグ(本郷奏多)
SHOCKER初の3種合成型オーグメント。ルリ子を襲う
★チョウオーグ / 緑川イチロー – ルリ子の兄。全人類をハビタット世界に送る計画を実行しようとする

SHOCKER陣営で特にサプライズキャストだったのは、「シン・ウルトラマン」でヒロインの浅見弘子役を演じた長澤まさみが敵役に配役されていること!

また、今回の映画「シン・仮面ライダー」公開後あきらかになったキャストで特に話題になったのは、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」にも出演していた竹野内豊斎藤工が名を連ねていたこと。しかも竹野内豊に関しては前2作と同じ“政府の男”という役名なのだ。

あさみ
あさみ

竹野内豊と斎藤工が演じるキャラは、今作のラストでようやくキャラクターの実名が明らかになる、という思わずニヤリとしてしまう演出も!「特撮映画」ではあるけど、出演者も豪華で、エンタメ好き女子となら楽しめること間違いなし!

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仮面ライダー生誕50周年!原作へのリスペクト、1号&2号の共闘がアツい!

サプライズは、SHOCKERなど、公開後に明らかになったキャストだけではない。ハチオーグのコードネーム「ヒロミ」や、竹野内豊、斎藤工のキャラクター名は、実は50年前の「仮面ライダー」に登場するキャラクターと同じ名前を使用しているのだ!
正直、キャラ名が一致していても、旧作の人物と同一人物として描かれているのかは不明で、インタビューや劇場パンフレットでも明らかにはされていないため不明だ。。。しかし、庵野監督が「エヴァンゲリオン」シリーズなどでも度々描いてきた「パラレルワールド」的な演出だったとしても、原作やテレビ版「仮面ライダー」と同名のキャラが出てくるなんて、旧作ファンにとってもめちゃくちゃ胸アツな演出と言える!初見でも十分楽しめるが、旧作を事前チェックし知識があった方がより楽しめるので、事前におうちで過去作品をおさらいしておくのもおすすめ!

また、「シン・仮面ライダー」では、後半に本郷猛の仮面ライダー1号と、2号 / 一文字隼人が共闘することに。これも旧作へのオマージュ演出。
旧作では、1号ライダーの本郷猛役だった藤岡弘(現・藤岡弘)がバイクシーン撮影中に事故・入院し、途中で撮影が中止になる事態に。そこで、急きょ撮影プランが変更になり、“本郷はショッカーの別の計画を追って海外へ行った設定”となり、第14話から一文字隼人が登場した

他の「シン・」シリーズ同様、庵野監督の旧作愛を感じられる演出が散りばめられているから、一シーンたりとも観逃せない!

あさみ
あさみ

2人で共闘サイクロン号でSHOCKERに立ち向かう姿は、大迫力!
予備知識なしでも楽しめるけど、旧作を知っていればさらに楽しめるので、鑑賞前に過去作品をおうち映画で観ておくのもおすすめだよ♪

まとめ

ここまで説明してきた内容をまとめると以下の通り。
記事を参考に、次のデート映画に採用するかは、検討してみてね!

●長ゼリフやIPhoneでの撮影など、シン・ゴジラやシン・エヴァファンも嬉しい庵野節が健在。●「シン・」シリーズの第4作目シリーズラストを感じさせる台詞や演出にも注目
SHOCKER長澤まさみら豪華俳優陣起用!旧作と同名のキャラクターも登場!
●仮面ライダー生誕50周年!監督の原作リスペクト、1号&2号の共闘がアツい!

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