大阪・夢洲で、2025年4月13日(日) から 10月13日(月)まで開催中の、「EXPO2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした今回の万博は、閉幕へ向けて、連日来場者数が20万人を上回る人気ぶり。主要パビリオンはおろかチケット予約すら取れないとニュースを賑わせている。


そんな大阪・関西万博に9月に入場し、企業パビリオンの中でも人気の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」を体験してきたので、当日の様子をレポートしたい!
ガンダムやモビルスーツが叶える宇宙での自給自足生活

「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」は、これまでガンダムシリーズが描いてきた「宇宙での暮らし」や「まだ実現していない科学技術」を体験できるパビリオンだ。
来場者は、大阪・夢洲の「夢洲ターミナル」から軌道エレベーターで宇宙ステーション「スタージャブロー」までを移動。臨場感のある完全新規映像と、フェーズ0から7までのパビリオン空間を通して、人々がモビルスーツを活用し宇宙の中で自給自足生活を送る「新たな宇宙世紀」を体験することができるのだ。
空(未来)へと手を突き上げる実物大ガンダム像!パビリオン来場者だけが見られる後ろ姿にも大興奮!

パビリオンのビルに辿り着いてまず目を引くのが屋外に展示されている約17mの実物大ガンダム像!これまでもお台場、横浜、福岡など国内のさまざまな都市に出現し、ランドマーク的存在として人気を博してきたガンダム。当然、大阪・関西万博でも、その人気ぶりたるや!とにかく人だかりがすごい。

大屋根リングを抜けて西ゲート側へ向かう途中に出現したのは、見慣れた立ち姿ではなく、ひざまづきながら空へ、そして未来へ手を突き上げる凛々しい姿だった。ガンダム像の周辺には、想像以上の人だかり。

正直、今回の万博観光で事前予約が取れていたのがガンダムパビリオンだけだったのだが、昼と夜のライトアップでまったく異なる雰囲気のガンダム像を観れただけで満足感があった。

入場ゲートを抜けると宇宙への入り口へ。MSの歴史や最新の活用法などを学ぶ

入り口からパビリオン内に入ると、モニターが設置されており、MS(モビルスーツ)の歴史や最新の活用法などを学べる映像を見ることができる!

映像には『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場するハロたちのような人間と会話ができる自律型AIロボットと、オリジナルのキャラたちが登場! 横浜の「RX-78F00ガンダム」が戦争の遺産として発見された様子や、モビルスーツが戦争からの復興や宇宙農業などに活用されていることなどを説明してくれる。
軌道エレベーターで宇宙へ!憧れのMSたちが作業している様子も見られる


説明映像を観終わったらいよいよ軌道エレベーターのある部屋へ。説明映像でエレベーターや宇宙空間に関する説明などのレクチャーを受けたらいざ軌道エレベーターへ搭乗!エレベーターの上昇感や揺れ具合もリアルで、「ほんとに宇宙旅行へ旅立つときってこんな感じなのかな?」とも思ったり思わなかったり…。
エレベーター内は四方と上部が液晶モニターになっており、エレベーターが上昇していく様子や、宇宙空間で作業するMS(モビルスーツ)たちの様子も見学することができた。
ついにガンダム登場!宇宙ステーションで本格MSバトル勃発!

宇宙ステーション「スタージャブロー」に到着して通された部屋で、MSたちの活動を見ていると、まさかのスタージャブローが襲撃されるガンダムシリーズの王道的展開に!

まさかの特等席で、ガンダムのモビルスーツ戦を観ることになるとは!いやあ激しい!そして何よりカッコいい‼︎
最後には、ガンダムに見送られながら宇宙を出発し、夢洲ターミナルへ無事帰還。そして地球の夢洲に戻ると…!

万博でしか見られない大屋根リングとガンダムと青空のコラボレーションが眼前に!この瞬間、池田鴻の名曲「翔べ!ガンダム」が脳裏に流れたのは自分だけではないだろう。
しかも嬉しいのが、このガンダム像の後ろ姿が見られるのは、パビリオン入場者だけ、という点だ。ガンダム像の前方と後方に敷居があり、パビリオン入場者のみが利用できるようになっているため、パビリオン鑑賞後はゆっくりと写真撮影を楽しむことができる。また、パビリオンでしか購入できないガンプラなどもあり、まさにガンダムオタク必見のパビリオンだった。

「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」見学を終えて
楽しみにしていたガンダムのパビリオン鑑賞。終わってみれば、パビリオンの内容の充実ぶりはもちろん、昼夜で雰囲気が異なるガンダム像をじっくり鑑賞したり、大屋根リングとガンダムと共に記念撮影を楽しんだりと、大充実だった。
今後またガンダムと何かのイベントがコラボした際や、新しいガンダム像ができた際にはぜひリポートしていきたい。
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